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Internet Of Things 

IoTとは何か?

IoTとはどういうことでしょうか。
まず、あらゆるモノがインターネットに繋がることで、これまで感覚的に見えていたものがデータ化、定量化されます。
一般的には、モノにセンサを取り付けることであらゆる事象が「データ化」され、通信によりインターネットデータが送られることでデータがサーバストレージに蓄積されます。
蓄積された膨大なデータを分析することで、その「モノ」の状態を監視、管理したり、次に何が起こるかを予測したりしようという取り組みが、IoT化と呼ばれるものです。現在、様々な分野で活用が推進されています。
 
IoTの実現には、システム的な概要・技術 (あるいはレイヤ) として、以下に挙げるような、ハードウェアからソフトウェアまで幅広い技術が必要となります。

センサ

「モノ」の状態を検知する手段

温度、湿度、振動、距離、など、目的に合わせてセンサを選定・設置します。
また、使用環境や条件に応じて、大きさや精度などの検討も必要です。
 
センサは、次に記載する通信機とどのように接続するかも検討されるべきポイントとなります。
昨今では、BLE (Bluetooth Low Energy) やSIGFOX、LoRaWANなどの、通信機能が一体型となったセンサも普及し始めています。
環境や条件、目的に合った製品を選定しましょう。

通信

センサのデータを、サーバやインターネットへ接続する手段

 
ここではいくつかの種類を紹介します。
 

  • 有線
    • 社内LAN、イーサネット、光、など
       
  • 無線
    • 携帯網: 一般的に、クラウドサーバなどへデータを伝送する際、有線で接続できない (屋外など敷設、配線が困難な) 場合に用いられる
    • WiFi、BlueTooth (BLE)、ZigBee、Dust、など
    • LPWAN (Low Power Wide Area Network): 昨今注目を浴びる無線手段としてSIGFOXやLoRa WAN、NB-IoTなど
    • NB-IoTは携帯通信ですが、IoTに特化し低データ、低消費電力化された規格です

 
目的や使用する環境・条件に合わせて、通信規格を選定・組み合わせることでコストを低減したり、効率的に通信することが可能になります。

サーバ・ストレージ

受信したデータを蓄積、利活用する

 
IoTにおけるサーバとは、大きく分けると、自社内で構築する「オンプレミス」と、各社が提供するクラウドサーバの2種類に分けられます。
 
クラウドサーバでも、社内インフラとして利用可能なサービスが多種多様に存在し、特にIT企業ではオンプレミスよりもクラウドの活用が主流と考えられています。
一般的なクラウドサーバのメリットは、初期投資を小額に抑えて始められる「スモールスタート」が可能であること、また、規模が大きくなった際も瞬時に増設・機能追加ができるなど、状況に応じた柔軟な対応が可能な点にあります。
 セキュリティの危うさを懸念する声もありますが、大手データセンター企業は当然セキュリティ面も強固な体制を持っているのが一般的であり、そのリスクは、自社サーバで自社でセキュリティ対策することと大きく変わらないものと考えられます。

IoTプラットフォーム・アプリケーション

受信したデータを、人が見てわかるようなカタチにする

 
データを蓄積して人が視覚的に捉えることができるようにするソフトウェア。
各社が様々なプラットフォームサービスを展開しており、目的や用途に応じて選択することが必要となります。
 

データ分析、機械学習、予知・予防保全

蓄積したデータを活用する

 
広く一般にその機能の活用が普及することはまだ先と考えられますが、既に国内外の大手IT企業をはじめ様々な企業がサービス提供を開始しています。

 
 

企業間連携が鍵

このように、IoTを実現するには、ハードウェアからソフトウェアまでの幅広い技術・要素も必要であるうえ、それらをつなぎ合わせる技術・ノウハウも必要であることから、1社ですべてをまかなえることができる企業は一部の大手企業と一部のスタートアップであり、「IoT」という手法を広く普及するには、各要素・技術に特化した各社間の連携も重要になってきます。いわゆる、「エコシステム」をどのように構築できるかが鍵となってきます。
 

IoTで何ができるようになるのか

データ化、定量化された情報を活用した代表的な例のひとつが、「遠隔監視、遠隔管理」です。
例えばコマツ社の「スマートコンストラクション」。
コマツ社の建築機械にセンサを取り付けることで、建機の稼動状況や状態の監視が可能となります。
これまでに蓄積された膨大なデータから、機械の磨耗・故障を予測し故障する前に部品を取り替えるなど、サービスの価値を向上させています。
それだけでなく、これまで熟練職人の感覚的なノウハウがデータ化されることにより、経験の浅い作業者でも熟練職人並の作業精度、効率を実現することが可能になるのです。
つまり、技術の定量的な伝承により従来と比べ物にならない効率で建物などの建設が可能になるということです。

このような事例、応用により、建築現場にとどまらず、航空機や農業、工業、水産業などあらゆる産業界、小売業におけるマーケティング活動、一般家庭におけるスマートハウスや見守りなど幅広い分野での効果が期待されます。
日本においては、こうしたテクノロジーの進化による社会への良い影響をもたらす動きを、「Society 5.0 (ソサイエティ 5.0) 」と提唱しています。
(海外では、ドイツの「Industrie 4.0」、アメリカの「先進製造パートナーシップ」、中国の「中国製造2025」など。各国がIoTの展開に力を入れています。)
 

IoTによる業界内の動きと、PALTEKが提供する「IoT」とは

従来のものづくりは、テクノロジー企業においては自社ですべてをまかなう傾向が強く、「競争」が優先されてきました。
しかし、IoTというひとつの技術的・業界的な流れにより、各社が「競争」から「協調」の精神をもって活動を広げつつあります。
弊社においても従来の商社機能を活かし、各社の得意なノウハウを活かしあう協調 (協業、パートナーシップ) の精神をもってIoTによる社会貢献を推進していく所存です。
 
PALTEKでは、ユーピーアール株式会社様との協業で工場・機械設備の遠隔監視向けのパッケージ製品をはじめ、産業向けに特化した製品、サービスを提供中です。
商社の特徴を活かし、各社パートナー企業様と連携した一連のシステム・サービスを、お客様の要望・課題にあわせて提供しています。実現したいこと、解決できないことなど、ご相談をお寄せください。