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社長メッセージ

社長メッセージ

収益性を向上させるために、新規事業の立ち上げを引き続き推進してまいります

代表取締役社長 矢吹 尚秀
代表取締役社長 矢吹 尚秀

2019年12月期の取り組み

 米中貿易摩擦などの影響で、世界および日本での半導体市場は12%近く減少する予測が出ており、厳しい状況で推移しました。このような事業環境のなか、当社グループは収益性の向上を目指し、基軸となる半導体事業で安定的な収益を上げるべく取り組む一方で、収益性の高いデザインサービス事業を成長させること、そして当社グループが培ってきた技術サポート力や設計開発力などをベースにした新規事業の立ち上げや、社会課題に対して解決につながる新規事業の立ち上げなどに取り組んでまいりました。

 半導体事業では、当社の主要仕入先であるザイリンクス社との取引において、2020年第2四半期より一部の大手顧客への販売を他代理店に移管することをザイリンクス社と合意しました。その一方で、2018年1月より当社が販売・物流オペレーション業務のみを担当してきた顧客の一部について、ザイリンクス社が担当していた技術サポートに関する業務を当社が担当することを合意し、2019年11月からザイリンクス社が案件発掘および案件獲得に注力し、当社が得意とする技術サポートを担当することとなりました。

 デザインサービス事業では、産業機器、医療機器、公共インフラ向けなどに設計受託およびODMを提供しました。また、今後も成長が期待できる自動車分野向けでは、自動車などを設計する際に用いられるモデルベース開発に関する設計受託の事業化に着手し、自動運転やEVの開発に活用できる自社製品の開発も行いました。

 ソリューション事業では、社会的な課題解決に沿うようなソリューションの開拓、展開を行い、映像配信システム、産業向けIoTシステム、紙緩衝材梱包システムなどの提供を推進しました。

2020年12月期に向けて

 今後の事業環境については、米中貿易摩擦がいまだ継続していることや、新型コロナウィルス感染症が拡大した場合のサプライチェーンへの影響など、不透明な状況で推移すると考えられます。

 このような事業環境のなか、当社グループは今後の成長が見込める市場に対して積極的に事業展開を行い、さらに社会課題に対して解決につながる事業の開拓・立ち上げについても継続的に行うことで、収益性の向上を目指してまいります。

 半導体事業においては、ファクトリーオートメーションやロボット、医療機器、5G関連の通信機器や計測機器、放送・映像機器、クラウド/エッジコンピューティングなどの分野に各種半導体製品を提案、販売を推進してまいります。また、AIを活用したソリューション開拓のため、今後もパートナー企業の開拓、連携を加速させ付加価値の高いソリューションの提供を進めてまいります。

 デザインサービス事業においては、今後の事業拡大を見据え、設計受託だけでなくODMビジネスを拡大させ、安定的な収益を確保する事業構築を推進してまいります。また、今後の成長市場のひとつである自動車分野においてモデルベースデザインによる設計受託および自社製品の開発を推進してまいります。

 ソリューション事業においては、映像配信システムや産業用IoTシステム、保育施設向け乳幼児見守りシステム、物流コストを低減や脱プラスチックを促進する紙資材梱包システム、作業支援アシストスーツ「マッスルスーツ」などを提供してまいります。

中期経営計画について

 当社グループは、ソリューションサプライヤーとして社会的意義ある価値を創出するため、ニーズとシーズを照らし合わせた、付加価値の高い製品提案、ソリューション開発を行い、収益性の高い経営を目指します。その結果、2022年12月期に売上高400億円以上、営業利益率5%以上を目指してまいります。

 今後とも皆様方のご期待にお応えすべく、役職員一同決意を新たに、更なる業容拡大と一層の企業価値向上に努め、広く社会に貢献できる企業となれるようまい進する所存でございますので、今後とも何卒変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

2020年2月12日

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