直感を信じて進む
職種
入社年
今はWEB全盛の時代だが、やはりお客様の声に直接触れることは、法人営業の基本だという。
「先輩たちと一緒に営業に行かせてもらうのですが、初めて訪問したお客様からいただいた注文書は嬉しくて、今でも覚えています。そこから今の営業本部へ異動になりました。そこでは取り扱い商材が増え、お客様によって提案する製品が違うのが刺激になりました。」
部署異動による環境の変化も、自分を成長させる一つのきっかけだと彼女は言う。
「異動した頃にゴルフを始めて、何回か会社のコンペにも参加しました。会社が終わってから練習場に集まって特訓することもあり、とても楽しかったです。」
その後、結婚して産休を経て、復職後は内勤業務に就いたが、しばらくして営業職へ復帰したいと会社に相談し営業職に戻れることになった。そして二度目の産休を経て昨年復職し、今も営業本部で営業職に就いている。
「営業の仕事は製品を提案するだけではありません。お客様の希望納期に間に合うように納期管理を行う、問題が起こってしまった場合の対応など、自分一人でできることは限られているので、たくさんの方に依頼や相談をしながら仕事をしています。 時にはお客様から怒られることもあります。」
最初は失敗もあった。異動後に引き継いだお客様との初取引になる案件で、お客様に迷惑をかけてしまった。しかしその後も、怒られながらも通い続け、新たな取引を成功させたのだ。
「今までで一番うれしかったです。お客様からの印象がマイナスからのスタートになってしまいましたが、何とか次の案件を成立させることができました。諦めないで通い続けて良かった。」
そして今、感じている課題は二つある。
一つはお客様の深堀だ。お客様の製品や状況を把握し、いつ、誰に何を提案するのか、提案するためには誰の協力が必要か考えて実行していく。自分の頭に入れておくのと同時に、部署のメンバーと共有する情報として整理もしておかなくてはならない。
もう一つは製品知識の向上。半導体の知識がないまま入社し、正直今も十分ではないと感じている。プロダクトセールス、エンジニアに頼ってばかりではなく、自分できる仕事の範囲を広げていきたいと考えている。
彼女は、二人の子を育てながら営業の第一線で活躍している。
インタビュー中の笑顔からは、PALTEKの挑戦できる環境、前向きな社員と協力しながら、明るくくじけずに仕事を続けている姿が浮かんでくる。
そんな彼女から学生へのメッセージは?
「15年ほど働いてきて感じたことは、取り巻く環境は大きく変わっても、商社は無くならないだろうということです。その中でもPALTEKはのびのびと仕事ができる会社だと思います。
半導体に関係ある学部でなくても大丈夫です。そして一番大事だと思うのは自分の直感です。頑張ってください!」