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「Inter BEE 2024」出展レポート

PALTEKは、2024年11月13日(水)から11月15日(金)まで、日本随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2024」に、株式会社レスターとタックシステム株式会社と合同で出展し、次世代の映像・音響の最新ソリューションをトータルで紹介しました。

Inter BEE 2024のロゴ

展示内容について

PALTEKでは、SRTプロトコルを使用したクラウドライブ配信システムの展示を行いました。

オープンソースであるSRTプロトコルは、近年様々なハードウェアやソフトウェア機材で採用されるようになり、大きな広がりを見せています。クラウド上のプラットフォームでもSRTでのインジェストが主流となり、クラウドを使った映像配信技術も大きく進化しています。PALTEKでは、「Ceeblue社」「Grabyo社」の配信サービスをご紹介させていただきました。

展示内容のデモの様子

Ceeblue社 1秒以内の大規模配信

クラウドネイティブのビデオ配信プラットフォーム「Ceeblue」は、SRT、RTMP/RTSP、WebRTC、HLS、CMAF、DASHなど、主要な配信プロトコルに対応しています。さらに、1秒以内の超低遅延でのクラウドトランスコードや、リアルタイムでの海外配信といった高度な機能を備えています。

展示会場では、会場で撮影したカメラソースをSRTでCeeblueに入力し、その超低遅延での伝送をデモンストレーションしていました。

Ceeblueは、クラウドを活用したビデオ制作・配信の一貫ソリューションとなっています。映像制作、動画配信、マネタイズまでを網羅したSaaSツールで、ワンストリームの配信から大規模なマルチカメラ制作まで、幅広い機能をサポートしています。

PALTEKはこのCeeblueを通じて、クラウドを活用したプロフェッショナルレベルのビデオ配信ソリューションを提案しており、来場者の大きな関心を集めていました

特徴

  • SRT、RTMP/RTSP、WebRTC、HLS、CMAF、DASHなど各種プロトコルに対応
  • 1秒以内の超低遅延でのクラウドトランスコード
  • リアルタイムでの海外配信

用途

展示会では、会場で撮影したカメラソースをSRTでCeeblueに入力をし、超低遅延での伝送のデモンストレーションを行いました。

Grabyo社 クラウドスイッチャー

Grabyo社 クラウドスイッチャーは、映像制作、動画配信、マネタイズを備えたSaaSソリューションツールです。ワンストリームの配信から大規模なマルチカメラ制作まで、幅広い機能をサポートしています。

展示では、3つの入力ソースのスイッチング、PALTEKロゴの重ね合わせなど、様々な配信操作を行いました。また、オーディオミキサー、リプレイ機能、ADインサーション等の機能もご紹介しました。

このプラットフォームは、SRT、RTMP/RTSP、WebRTC、HLS、CMAF、DASHなどの主要な配信プロトコルに対応し、1秒以内の超低遅延でのクラウドトランスコード、リアルタイムでの海外配信といった高度な機能を備えています。クラウドを活用したビデオ制作・配信の一貫ソリューションとして、お客様の関心を集めました。

Grabyo社のクラウドスイッチャーデモ

特徴

  • クラウドネイティブのビデオ編集および配信プラットフォーム
  • 映像制作、動画配信、マネタイズを備えたSaaS ソリューションツール
  • ワンストリームから大規模なマルチカメラ制作まで多岐にサポート

用途

展示会では、3つの入力ソースをスイッチングしたり、PALTEKロゴを入れたりし、配信を行いました。オーディオミキサー、リプレイ機能、ADインサーション等の機能もご紹介させていただきました。

Haivision社 SRT Makito X4デコーダがPath Redundancyに対応

Makito X4デコーダの大きな特徴は、パスリダンダンシーに対応しているということです。

具体的には、送信元から目的地までの複数のネットワーク経路を確保することができ、一方の経路が使用できなくなった場合でも、自動的に他の経路に切り替わる機能を備えています。

展示会場では、SRT Gatewayから2つのストリームを分けて、別々のルーターを経由してデコーダに送信しました。そして、一方のルーターのイーサネットケーブルを抜き差しすることで、回線が遮断される様子を再現しました。この実演により、一方の回線が遮断されても、映像が寸断されることなく継続して視聴できることを確認できました。

このパスリダンダンシー機能は、ネットワーク障害などによる配信の中断を防ぐことができるため、重要な配信イベントなどで信頼性の高い配信を実現できます。Makito X4デコーダは、クラウド配信システムにとって不可欠な機能を備えた製品として、PALTEKの展示の中でも大きな注目を集めていました。

Makito X4デコーダのPath Redundancy機能

特徴

  • Makito X4デコーダはパスリダンダンシーに対応
  • 複数経路の確保:送信元から目的地までの複数のネットワーク経路の確保
  • 自動切り替え:一方の経路が使用できなくなった場合、もう一方の経路に自動的に切り替える機能

用途

展示会では、会場に設置をしたSRT Gatewayから2streamを回線を分けて、デコーダに送りました。それぞれ別のルーターを経由してデコーダに映像を送っているため、一方のルーターのイーサネットケーブルを抜き差しすることで、回線が遮断している様子を再現しました。一方の回線が遮断しても、映像が寸断されることなく見れることが確認できました。

Haivision社 MojoProアプリ

Haivision社が提供する無料のモバイルカメラアプリ「Haivision MojoPro」は、iOS/Androidのモバイル端末向けに開発されたものです。直観的なインターフェースで、SSTストリームの作成や受信が可能になっています。さらに、ビデオリターンやインカム機能も備わっているため、ニュース速報やスポーツ配信、インタビューなどの現場でも活用できます。

展示会場では、参加者が携帯電話で撮影した映像を、携帯SIMを経由して会場のスクリーンに伝送する実演を行いました。

Haivision Mobileは、クラウド型のビデオ配信プラットフォームとも連携することができ、モバイルデバイスからのライブ配信に活用できます。手軽に使えるアプリながら、プロフェッショナルな配信機能を持ち合わせているのが特徴です。

Haivision MojoProアプリのデモ

特徴

  • Haivision社が提供する無料iOS/Android向けモバイルカメラアプリ
  • 直観的なインターフェースで、SSTストリームの作成や受信が可能
  • ビデオリターンやインカム機能もあるため、ニュース速報・スポーツ配信・インタビュー等でも活躍

用途

展示会では、携帯電話で撮影した映像を携帯SIM経由で飛ばし、会場にあるスクリーンまで映像伝送しました。

そのほか、ゲーム・映像制作現場に最適なバックアップクラウドサービス「QuTScloud on InfiniCloud by PALTEK」も展示しました。

「Inter BEE 2024」とは?

「Inter BEE 2024」の概要は以下の通りです。

名称 Inter BEE 2024
会期 2024年11月13日(水)から11月15日(金)
会場 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
入場 無料(全来場者登録入場制)
主催 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)

「Inter BEE 2024」は、今年で60回を迎えるInter BEEは歴史と実績に裏づけされた、日本随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展として、コンテンツビジネスにかかわる最新のイノベーションが国内外から一堂に会する国際展示会です。

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