映像伝送ソリューション
2024年12月
Haivisoin社よりSRTエンコーダMakitoX4エンコーダにおいて、最新ソフトウェアver1.8 がリリースされましたのでご案内をさせていただきます。
バージョンアップをご希望の方はお気軽にお問合せください!
*ソフトウェアアップデートには、Haivision社のサポートに加入している必要がございます。
サポートに関してもご質問がございましたら、お問合せください。
WHAT’S NEW for ver1.8
- 新しく追加された機能について -
動画の中で大きな場面転換(シーンの変化)があったときに、スムーズにするためのシーンチェンジ検出機能が追加されました。
ビデオソース内の重要なシーン変更を自動的に検出し、それに応じてI-フレームを生成します。
これにより、次のシーンに移ったときに残るゴーストのような映像の問題を減少させます。シーンチェンジの検出率はデフォルトで50%に設定されていますが、この設定はスライダーを使って調整可能です。
16bitのリニアPCMオーディオをサポートするようになりました。
これにより、オーディオ信号をほぼ無損失で伝送することができ、音質を高く保ったまま配信できます。
Dolby AC3およびE-AC3オーディオをサポートするようになりました。入力されたDolbyオーディオ信号をそのまま無変換でストリーム出力に渡すことができます。高品質のドルビーサラウンドサウンドを体験できます。
MPEG Surroundをサポートしました。最大で7.1チャンネルのサラウンドオーディオをグループ化してエンコードできるようになりました。臨場感あふれるサウンド体験を提供できます。
SMPTE ST 2110入力を使用する場合、AMWA NMOSの以下の機能をサポートします:
IS-04 : | ネットワーク上で利用可能なメディアデバイスやリソースを検出し、登録するための仕様。これにより、システム内のデバイスの自動検出が可能になります。 |
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IS-05 : | メディアフロー(映像や音声のストリーム)の接続や制御を行う仕様。これを使うことで、デバイス間のストリーム接続を効率的に管理できます。 |
IS-09 : | システムの設定や稼働状況(デバイスの起動タイミングや状態など)を伝える仕様。ネットワーク全体での同期や設定管理をサポートします。 |
これらの対応により、Makito X4エンコーダーは、IPベースの放送環境やプロダクション環境での統合性と操作性がさらに向上し、ネットワーク内の他のデバイスと簡単に連携できるようになります。
今回追加された新しい機能と改善により、皆様の業務がさらに効率化され、映像・音声のクオリティが向上することを確信しております。 アップデートの詳細やご不明点がございましたら、弊社サポートまでお気軽にお問い合せください。