映像伝送ソリューション
映像伝送システムでは、カメラやその他の映像ソースから入力された映像信号をデジタルデータに変換し、ネットワークを介して伝送する必要があります。この際、映像データはエンコーダによりストリーム化され、1系統の映像ストリームとして送信されます。
しかし、重要な映像伝送では冗長性を持たせ信頼性を高める目的で、正副、もしくはプライマリ・セカンダリのようにシステムを2重化をするなどして、同一の映像を2系統のストリームで伝送することが求められる場合があります。
2重化システムにはエンコーダとデコーダとその間のネットワークを2系統とすることが一般的ですが、従来の2重化映像伝送システムでは、エンコーダ、デコーダ、ネットワーク経路を完全に2系統並列で用意する必要がありました。しかし、この手法には以下のような課題があります。
一方、Haivision社の製品では、1台のエンコーダから冗長な2系統の映像ストリームを直接生成・送出できます。この手法により、以下のメリットが得られます。
今回は、Path Redundancy(パスリダンダンシー)という2重化システムを、AWSを使用して構築する方法をご案内します。
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メリット
今回はMakitoX4エンコーダからAWS上のSRT Gatewayと接続する構成をご紹介します。 その他エンコーダ・デコーダ間に2台のSRT Gatewayを設置したPath Redundancyや デコーダ直前にオンプレSRT Gatewayを設置するシステムなど要件に応じて 構成をフィットさせることが可能です。
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