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導入事例

リアル・ティ様:コロナ禍におけるリモート動画編集
~セキュリティ性の高いSRTを使用してアニメーションを配信~

REAL-T
株式会社リアル・ティ様

各種映像編集を行っている株式会社リアル・ティ様では、2020年コロナウイルスの影響を受け、編集室の人数制限が行われました。これに伴い、自宅やクライアントオフィスから制作陣全員が参加できるリモート編集の方法を検討されていました。
この度、Haivision社製品の採用により、暗号化によるセキュリティ性の高いSRTプロトコルを用いて、どのようにリモート動画編集を可能にしたかをご紹介いたします。

導入のポイントは?

  • 暗号化によりコンテンツを保護できるSRTプロトコル
  • モバイル端末へのストリームミング配信
  • コロナ後のリモート編集の可能性

目次

  1. 企業情報
  2. 導入の背景は?
  3. 採用理由は?
  4. 構成および使用方法は?
  5. 今後の展開は?
  6. 採用製品

企業情報

会社名

株式会社リアル・ティ (REAL-T inc.)

設立

2006年3月1日

資本金

1000万円

所在地

〒166-0015 東京都杉並区成田東4-38-19 朝日生命杉並第二ビル3F

事業内容

各種映像の編集

導入の背景は?

コロナ禍で編集室へ入ることのできる人数が制限されました。

以前は、監督をはじめとしたスタッフが多く集まりアニメーションの編集作業を行っていました。三密を避けるため、リモートでの作業が必要となり、編集映像を配信する機材を探していました。

まずは、一般的なオンライン会議ソフトで試してみましたが…

  • アニメーションの足音や衣擦れ等の効果音がノイズと判断され消されてしまう
  • 音楽シーン、オープニングやエンディングの曲がバックグラウンドノイズとされ、聞き取りづらい(音量が小さくなる)
  • 公開前の作品のセキュリティが担保されない
などの問題がありました。

採用理由は?

SRTプロトコルは、低遅延で暗号化したコンテンツを配信できることから良いソリューションではないかと思っていました。製品説明や実機デモを通じて、一番気に入ったところは、「ストリーミングを暗号化できる」ということでした。アニメーションの編集段階は、完成版に近い状態のコンテンツを扱うため、ここで作品が抜き取られてしまうと大変です。安全性が高く、安心して配信できることが重要でした。

 

構成および使用方法は?

少なくても2作品同時にリモート編集可能な構成を整えたいと思いました。各編集室を繋ぐパッチ盤にMakito X4エンコーダを設置し、多拠点に編集映像を配信することができます。

  • Haivision Makito X4設置画像
  • 編集室のモニターの画像をモバイル端末で視聴

各編集室から受信側への遅延としては1秒以内を目標とし、iPhone/iPad/Android/PCなどへの伝送が可能となりました。編集作業にあたり、双方の業務を違和感なくスムーズに行うことが可能となりました。

今後の展開は?

このリモート編集ソリューションは、コロナ禍だけに限らず、その後も有効に使用することができると思っています。
  • 遠隔地に出張または在住しているスタッフが滞在先や自宅などから編集に参加できる
  • 地方や海外の会社やスタッフと今まで以上に緊密な連携ができる

採用製品

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