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ニュースリリース

細菌・ウイルスを亜塩素酸⽔の微細ミストで不活性化!
空間除菌デバイス「Devirus AC」を販売開始

2020 年 3 ⽉27 ⽇

細菌・ウイルスを亜塩素酸⽔の微細ミストで不活性化!
空間除菌デバイス「Devirus AC(デヴィルスエーシー)」を販売開始

〜 優れた除菌⼒と拡散⼒を組み合わせ、安全な強⼒な除菌効果を提供 〜


株式会社PALTEK(本社:横浜市港北区、代表取締役社⻑:⽮吹尚秀、証券コード:7587、以下PALTEK)は、株式会社空間除菌(本社:東京都千代⽥区、代表取締役:森久康彦)が開発した、微細ミストとして亜塩素酸⽔を空間噴霧する業務⽤空間除菌デバイス「Devirus AC(デヴィルス エーシー)」を販売開始します。細菌やウイルスの不活性化、カビの抑制に効果があり、⾷品添加物としても認められた亜塩素酸⽔「クロラス除菌ウォーター」とセットでお使いいただくことで、安⼼安全な空間づくりをサポートします。

 

空間除菌デバイスの取り扱いの背景

グローバル化が進む現在、世界中で⼈の移動が激増しており、⽇本でも2019 年の訪⽇外国⼈客は3,000 万⼈を越え過去最⾼を記録しました。このようななか、新型コロナウイルスなどの感染症が拡⼤しており、細菌やウイルスがグローバルレベルで急速に広がるリスクが顕在化しています。⽇本国内では観光業を中⼼にさまざまな業界への影響が出始めている状況です。
PALTEKは保育施設向けの乳幼児⾒守りシステムや介護施設向けなどに作業⽀援アシストスーツなどを提供しています。ウイルス感染症の拡⼤するなか、乳幼児や⾼齢者などの感染症予防として空気中の細菌やウイルスの不活性化が可能な空間除菌システムの取り扱いを開始することといたしました。当社が取り扱う空間除菌デバイス「Devirus AC(デヴィルス エーシー)」は、株式会社空間除菌が2016 年から開発と実証実験を重ねてきた製品で、最⼤100 ㎡をカバーする業務⽤空間除菌システムです。PALTEKは、4 ⽉初旬より順次出荷を開始 する予定で、初年度で1,000 台の販売を⽬指しています。

価格

Devirus AC 本体 (デヴィルス エーシー)

148,000 円(税別)

Klorus 1,000ml (1 本) (クロラス除菌ウォーター)

5,880 円(税別) ※

※1,000ml ボトルは12 本セットでの販売となります。

運⽤コストは、100 ㎡の半密閉空間でおよそ1 ヶ⽉に1 本を想定しています。
(10 分 / 1 時間の間⽋運転を⾏い、1 ⽇10 時間稼働させた場合で概算算出。原液を40 倍に 希釈して使⽤)

空間除菌デバイス「Devirus AC(デヴィルス エーシー)」の特⻑

Devirus AC は空間除菌剤である亜塩素酸⽔を微細なミストにして空間噴霧することにより、空間に浮遊するウイルスや細菌・カビなどを除菌する画期的な空間除菌デバイスです。
亜塩素酸⽔を⾃由に分単位でプログラム間⽋噴霧することで、各種の仕事現場や⽣活居住空間のウイルスや細菌・カビを除菌し、安⼼で快適な環境にします。


Devirus ACの特⻑は以下のとおりです。

1. 広い空間に⾏き渡るミスト

  • 最適な⼤きさを噴霧(平均粒径0.5〜2.0μm)し浮遊する
  • ブラウン運動による⻑時間浮遊(60 分以上実証)
  • ブラウン運動でミスト拡散スピードが速い(約4 分で100㎡)
  • ⼀般的な加湿器の約100 倍のミスト量

2. 空間に満⾜の噴霧量

  • 最⼤1200mL / h のミスト量
  • 最⼤100㎡ の噴霧量(天⾼3.5m の場合)

3. 細やかな設定が可能

  • 噴霧時間、待機時間、スタート時刻が分単位で設定可能
  • 曜⽇設定、その他細やかな設定がタイマーやスマートフォンで対応可能

4. 安全で安⼼な除菌剤を使⽤

  • ⾷品添加物殺菌料(⾷品衛⽣法認証)で安全性に優れている
  • 塩素系でありながら、無⾊無臭で錆びにくい
  • 塩素系でありながら、有機物(汚れ)存在下でも除菌が可能
  • 塩素系でありながら、反復継続しての除菌が可能

亜塩素酸⽔「クロラス除菌ウォーター」の特⻑

デバイスとセットで販売する「亜塩素酸⽔」は次亜塩素酸ナトリウムの10倍以上の抗ウイルス効 果がありながら、低腐⾷、低臭気、低刺激で、⾷品添加物としても厚⽣労働省から認められてい る液体です※1。
亜塩素酸⽔の有効成分クロラス酸(HClO2)を主成分にしたクロラス除菌ウォーターは、⾷品 添加物殺菌料の⼀つで、広く利⽤されている次亜塩素酸ナトリウム除菌剤の弱点をカバーした除菌剤です。


クロラス除菌ウォーターの特⻑は以下のとおりです。

1.除菌⼒ :ウイルス、細菌、真菌、芽胞菌に効果が持続します。

2.消臭⼒ :消臭効果は持続的で臭い戻りがありません。

3.低腐⾷性 :⾦属腐⾷性・脱⾊性が少なく、メラミン樹脂も変⾊しません。

4.低刺激性 :使⽤中・使⽤後の塩素臭がほとんどありません。

※1 平成25 年2 ⽉1 ⽇づけで厚⽣労働省医薬⾷品局⾷品安全部⻑により、⾷品衛⽣法(昭和22 年法律第233 号)第10 条の規定に基づき、亜塩素酸⽔を省令別表1 に追加されました。亜塩素酸は、経済産業省、厚⽣労働省及び環境省により、最も危険性が少ない化学物質である易分解性で、しかも⼈の健康を損なうおそれがなく、動植物の⽣息や⽣育に⽀障を及ぼすおそれがないと判定されています。

特性の⽐較

  亜塩素酸⽔ 次亜塩素酸Na アルコール
除菌効果 〇 ノロに効果あり 〇 ノロに効果あり △ ノロに効果なし
⼿肌への優しさ 〇 刺激性なし × 刺激性あり △ 刺激性多少あり
ヌメリ除去 〇 除去⼒あり 〇 除去⼒あり × 除去⼒なし
残留性 〇 ⽔になり残留性なし × 洗い流す必要あり 〇 揮発し残留性なし
安全性 〇 刺激性なし × 刺激性あり △ 刺激性多少あり
保存性 △ 経時的変化あり
(1 年程度)
△ 経時的変化あり
(30 ⽇程度)
△ 保存条件あり
ランニングコスト※2 〇 アルコールより安い 〇 安い 〇 安い
可燃性 〇 可燃性なし 〇 可燃性なし × 可燃性あり
臭い 〇 ほとんど無臭 × 強い塩素臭 △ アルコール臭

※2 原液1L を40 倍に希釈して使⽤。( 5,880 円/L÷ 40=147 円/L)

化学的特性の⽐較

亜塩素酸⽔は、次亜塩素酸ナトリウムの10 倍以上の抗ウイルス効果を有します。※3

  亜塩素酸⽔ 次亜塩素酸Na
化学的安定性 〇 安定 × 不安定
有機物との反応 〇 穏やか × 早い
除菌効果の持続⼒ 〇 あり × なし
腐⾷性 〇 ⾮常に弱い × ⾮常に強い
漂⽩作⽤ 〇 ⾮常に弱い × 強い
変⾊性 〇 ⾮常に弱い × ⾮常に強い

※3 ⽇本感染症学会から発表された内容。

ハラール認証※4 済みの塩素系除菌剤

クロラス除菌ウォーターは、アルコール除菌剤に代わるハラール認証を受けている塩素系除菌剤です。
※4 ハラール認証とは、対象となる商品・サービスがイスラム法に則って⽣産・提供されたものであることをハラール認証機関が監査し、⼀定の基準を満たしていると認めることをいいます。
特に、ムスリム以外の消費者も多い国では、どの⾷品がハラールであるか否かを消費者個⼈が判断することは難しいため認証機関が認証し、⾷品に認証マークを付けて流通することで、ムスリムがハラールな⾷品を判断できるようになっています。ハラール認証は、対象⾷品の「製造ライン(原料調達含む)」単位で認められるのが基本的な考え⽅であり、加⼯⾷品に関しては、認証された「製造ライン」からハラールと認められない⾷品が発⽣することはないことが原則です。

空間除菌デバイス「Devirus AC(デヴィルスエーシー)」に関する詳細は、以下URL よりご確認ください。

株式会社空間除菌について

株式会社空間除菌は、空間を除菌する設備機械、およびその周辺材料、機器、サービスの企画開発製造販売 に特化した専⾨メーカーです。所在地:〒102-0084 東京都千代⽥区⼆番町 1-2-1F
株式会社空間除菌に関する詳細は、https://www.dvac.co.jp/ をご覧ください。

株式会社 PALTEK について

PALTEKは、1982年の創業以来、⽇本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売の ほか、ハードウェアやソフトウェアなどの設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討か ら試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共⽣」という企業理念に基づき、お 客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEK に関する詳細は、https://www.paltek.co.jp をご覧ください。

 

■この件に関するお問い合わせは下記へお願いします。
1:ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社PALTEK
担当者 広報担当 柴崎 由記
メールアドレス pr@paltek.co.jp
所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-3-12 新横浜スクエアビル 6F
電話 045-477-2072
FAX 045-477-2012

2:本製品に関するお問い合わせ
株式会社PALTEK
担当者 SA ソリューションビジネスユニット ⽯川 晋吾
メールアドレス SA-SBU@paltek.co.jp
所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル 6F
電話 045-477-2003
FAX 045-477-2010