IDY:5G/LTEルーター iR800B
- - 下り最大2.4Gbpsを達成(Arm Cortex-A73 Quad 1.8GHz、4GB DDR4搭載)
- - 10GbE SFP+×1、10GbE LAN×1など豊富なインターフェースを装備
- - 3GPP Rel.16規格準拠、3CC CA 200MHz、4×4 MIMO対応
- - Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GNSS対応でエッジコンピューティングに最適
AIソリューション
PALTEKは、2025年11月19日(水)から21日(金)までの3日間パシフィコ横浜で開催された「EdgeTech+ 2025」に出展し、「外観検査、周辺監視、人流解析」に関する組み込みデバイスソリューションなどを展示しました。なお、本展示会は、株式会社PALTEKと株式会社レスターとの共同で出展しました。

| 名称 | EdgeTech+ 2025 |
|---|---|
| 会期 | 2025年11月19日(水)〜21日(金) |
| 会場 | パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) |
| 主催 | 一般社団法人 組込みシステム技術協会 |
PALTEK
レスター
AMD Embedded+ は、AMD Ryzen™ EmbeddedプロセッサとAMD Versal™ AI エッジアダプティブSoCをシングルPCB上に統合したプラットフォームです。NECプラットフォームズ株式会社が開発したコンパクトボックス型コントローラを用いて、富士ソフト株式会社が開発した安全監視を目的とした侵入検知のデモンストレーションを展示しました。マーカー検知によりエリアを定義し、検知した人物がエリア内に侵入するとアラートを発行します。


AMD Embedded+ は、AMD Ryzen™ Embeddedの高いCPU処理能力と、Versal™ AI Edge Adaptive SoCのリアルタイムAI処理を単一基板に統合したプラットフォームです。小型・省電力でありながらエッジ側で高速な画像解析が可能で、クラウドに依存しない低遅延のAI処理を実現します。今回のデモでは、マーカーで定義したエリアに人物が侵入すると即時にアラートを発出する、高精度な検知を実現しています。
AMD Ryzen™ Embedded 8000シリーズプロセッサは、AMD産業プロセッシング ソリューションの処理パフォーマンス、グラフィックス品質、I/O接続の新基準を打ち立てます。
従来のCPUおよびGPU要素と共に、AMD XDNA™ アーキテクチャに基づくニューラルプロセッシングユニット(NPU)を統合した、初のAMD Embeddedデバイスです。
DFI社のBox PCも併せて展示しました。


AMD Ryzen™ Embedded 8000シリーズは、産業向けエッジ機器において処理性能・グラフィックス品質・I/O 拡張性の新たな基準を提示するプロセッサです。CPUとGPUに加えて、AMD XDNA™アーキテクチャを採用したニューラルプロセッシングユニット(NPU)を初めて統合したAMD Embeddedデバイスであり、AI推論を低消費電力かつ高速に実行できます。今回の展示では、DFI社製ボードを用いて、これらの性能を実際にご覧いただきました。
Kria™ K26 SOMを使用することで、エッジアプリケーション全体の高速化を最短で達成できます。ビジョンAIアプリケーション向けに最適化されたK26 SOMは、高いAI性能と、急速に進化するアルゴリズムおよびセンサー要件に対する適応性を兼ね備えた製品です。このプラットフォームは非常に高い拡張性を誇り、多様なエンドアプリケーションに対応するだけでなく、進化するシステム要件に合わせて拡張できます。展示ブースではAI処理とモーター制御を1つのSOMで実行し、人の顔を追尾するデモを実施しました。


Kria™ K26 SOMは、ビジョンAIアプリケーション向けに最適化され、高いAI推論性能とFPGAならではの柔軟性を兼ね備えたエッジ向けモジュールです。アルゴリズムやセンサー要件が急速に変化する環境でも柔軟に対応でき、システム全体の高速化を短期間で実現します。さらに、拡張性に優れ、用途に応じて機能を追加・最適化しながら長期運用できるのが大きな特長です。展示では、AI処理とモーター制御を1つのSOMで実行し、人物の顔をリアルタイムに追尾するデモを紹介しました。
大切なデータをしっかり守り、消失のリスクを最小限に!万全の体制で制作現場をサポート
「QuTScloud on InfiniCloud by PALTEK」は、クラウド内に構築した仮想化NAS(QuTScloud)とオンプレミスNASを、インターネット回線を使用せずに、NTT NGN網(IPv6)を用いた閉域L2ネットワークで接続することで、安全かつ高速・簡単にバックアップを実現します。
大規模なデータの保存も可能で、柔軟で信頼性の高いバックアップストレージを提供します。

「QuTScloud on InfiniCloud by PALTEK」は、クラウド上に構築した仮想NAS(QuTScloud)とオンプレミスNASを、インターネットを経由せず NTT NGN網(IPv6)の閉域L2ネットワークで接続できる仕組みです。安全性が高く、大規模データの取り扱いにも耐えられる柔軟性と、簡単に運用できる使いやすさを兼ね備えています。

AITRIOS™ は、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供するエッジAIセンシングプラットフォームで、AIカメラ(IMX500搭載)と開発に必要なソフトウェアサービスをワンストップで提供します。エッジ側にAI処理を内蔵しているため追加のエッジコンピュータが不要となり、低コストでシンプルなAI導入が可能です。また、AIモデルのデプロイ、トレーニング、デバイス管理など、運用に必要な機能もプラットフォーム内に完備しています。
このカメラモジュールは、最大2.1メガピクセルのデプスマップと2D画像を同時に生成でき、高精度な測距と高精度3Dモデルの提供が特長です。シングルカメラにレンズアレイを組み込んだ構造を持ち、独自の画像処理アルゴリズムを用いています。そのため、小型ながら高解像度のデプスマップをシングルショットで生成することが可能です。


photonicsens「apiCAM」は、シングルカメラにレンズアレイを組み込んだ独自構造と画像処理アルゴリズムにより、最大2.1メガピクセルのデプスマップと2D画像を同時に生成できる点が特長です。小型ながら高精度な距離測定と3Dモデル生成が可能です。

IDYの高速ルーターiR800Bは、下り2.4Gbpsと10GbE対応の豊富なインターフェースを備え、エッジ向けに高い処理能力を発揮します。USBバスパワーで動作する5GモデムiS201Bは、SoCを介さない直接転送により最大3Gbpsの高速通信を実現し、軽量で組み込みやすい点が特長です。また、Telit Cinterionのセルラー通信モジュールは、5G Rel.17、RedCap、Cat.1 bis、LTE-M など幅広い規格に対応し、用途に応じた最適な通信方式を選択できます。


非接触で対象物の温度分布を計測できることから、安全にかつスピーディーなモニタリングおよび検査が可能なサーマルカメラです。設備故障の予防保全として多く活用され、費用損失となる生産停止を防止できます。

レンズ・センサー・基板をひとつにまとめた小型・軽量のセンサモジュールです。後段処理機器に合わせてGMSLやFFCなど複数のインターフェースに対応できる柔軟な構成が可能で、用途に応じたカスタマイズ性を備えています。

FLIRのサーマルカメラは、非接触で温度分布を計測できるため、安全かつ迅速にモニタリングや検査を行える点が特長です。一方、FRAMOSのセンサモジュールは、レンズ・センサ・基板を一体化した小型軽量のパッケージで、GMSLやFFCなど後段機器に合わせた柔軟なインターフェース対応が可能です。
RealSense D555は、PoE給電に対応したステレオデプスカメラで、自律走行ロボットや産業オートメーション、医療、顔認証などに利用されています。RealSense Inc.は2025年7月にIntelから独立しましたが、従来同様の品質・サポート体制が維持されており、レスターではD555のほかD435・D455などのシリーズも取り扱っています。

BOXER-6649-RAPはIntel Core i5-1340PEを搭載した産業用BoxPCで、PoE給電や9〜36Vの広範囲電源入力に対応しています。AAEONの産業用PCは、高信頼性設計により過酷な環境下でも使用されており、GPU搭載モデルやPoE対応モデルなど多様なラインアップを展開しています。

RealSense D555は、シリーズ初のPoE給電対応ステレオデプスカメラで、高精度な深度計測をコンパクトに実現します。Intelからスピンアウトした RealSense Inc. により、D435・D455を含む各シリーズも継続して提供・サポートされています。
AAEON の「BOXER-6649-RAP」は、Intel Core i5搭載の高性能産業用PCで、PoE 対応、広範囲電源入力、堅牢設計により、産業用途で高い信頼性と拡張性を発揮します。
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