紙緩衝材ソリューション
2年以上前、犬の健康を改善する食事として生のドッグフードに対する需要が市場にあると知った2人の愛犬家が、科学的エビデンスに基づいて製品を開発・発売しました。その結果、あらゆる年齢、あらゆる犬のためのドッグフードのラインナップが充実し、2人はできる限りレシピ改善に努めました。これが成功のカギとなり2020年に事業は30%の成長を遂げました。
この成功を継続するためのひとつの重要な課題は、パッケージングを最適化することでした。顧客の脱プラスチックのニーズを満たすだけでなく、会社の財務状況を最適化するためにパッケージングコストを削減することです。
生のドッグフードは-20℃で保存する必要があり、異なる注文数量に対応した3種類のサイズの箱がありました。陸路での配送時間は最大24時間であったため、 優れた断熱効果が不可欠でした。
24時間以内の配達は迅速な納期を意味し、梱包担当 者は最大20kgの肉を入れる箱を準備するのに30 ~45秒しかありませんでした。これらの要件を満たす には、取り扱いが簡単で迅速なサーマルパッケージングソリューションが必要でした。
ペットの犬のために新鮮な肉を購入する顧客は、 環境への影響ができるだけ少ないパッケージ(特に プラスチック以外のもの)を望んでいます。
返却できるウールの裏地付きの箱を使っている間は、 既存の梱包コストがかさんでおり、直接的なコスト 削減が目標となっていました。
Ranpak 社は WrapPak® Protector のパッドを提案しました。
これらのパッドは空気を閉じ込めて熱伝導を 防ぎ、コールドチェーンアプリケーション向けの優れた断熱材となります。クライアントはまず、これらの波状 パッドがウールを充填した既存のプラスチックライナー に匹敵するか確かめたいと考えました。
既存の箱に新しいパッドを並べ、ドライアイスなしで 冷凍フードパックを中に入れ、箱をテープで閉じます。 通常の配送チャネルでクライアントの共同創業者の ひとりに送ったところ、32時間以上開封せず放置した後も、ボックスに触れている部分さえ中身はまだ凍っていました。
その後、Ranpak社は英国の現地代理店と緊密に協力してボックスをさらに改良し、ドライアイスを追加して 安心感を高めました。最後に、梱包の指示書を 物流チームに提供しました。
私たちの使命は、できるだけ多くの犬の命を守ることです!
そして独自の健康的なフードレシピを提供するにあたり、サスティナブルな梱包ソリューションでこれを支えたいと思いました。
Ranpak社のサーマルパッケージングと出会って、私はすぐに確信を持ちました。
同社の流通担当マネジャーによると、効率の向上は目覚ましいようです。「WrapPak Protectorコンバーターは操作がとても簡単で、波状の紙パッドは常に高品質を保っています。梱包担当スタッフは紙パッドを箱の中に簡単に配置でき、プロセス全体を既存の状況に合わせて最適化するのも簡単でした。」
波状の紙パッドに切り替えた後の顧客からの反応を、流通マネジャーが一言で表しています。「最も印象的なものは私の頭の中に焼き付いています。BRILLIANT(素晴らしい!)と。」
WrapPakパッドがもたらした環境に優しいイメージは、 直接のコスト削減と密接に関連しています。梱包スピードが速く、一般のゴミ収集に出せるリサイクル可能な梱包のおかげで、コストがかさむ返送作業が不要になりました。