Advanet/アドバネット
ARCNETは歴史のある通信プロトコルですが、一定時間内に通信できることが保証されたリアルタイムネットワークであることから、放送業界やインフラ機器等に幅広く採用されています。
アドバネットは30年ほど前からARCNET製品を自社標準品として販売してきました。その実績から、マイクロチップ・テクノロジー社製の絶縁型トランシーバ「HYC5000 (生産終了)」の後継品として「HYC6000」を開発・設計しています。
HYC6000はHYC5000とピンアサイン互換で、同等の機能、性能を持つ製品です。現在HYC5000をご採用中の製品・アプリケーションに引き続きご利用いただけます。
なお、HYC6000以外にもARCNETコントローラ製品も各種ご用意しています。
USB 2.0 ARCNET Device
Adusb1549AはUSBコンパチブルで、ARCNETの通信機能を持っています。ノートPCなどのUSBポートに本製品を接続するだけで、簡単にARCNETに接続できます。
ネットワーク接続用コネクタとして、BNCおよびモジュラジャックを備えており、スイッチにより使用するコネクタを選択可能です。また、用途に応じた2種類のメディアトランシーバに対応した製品を用意しています。
PCI Express® ARCNET Interface Board
AdEXP1560Aは、PCI Express Base Specification Revision 2.0、PCI Express Card Electromechanical Specification Revision 2.0に準拠した、LowProfile PCIサイズのARCNETボードです。LowProfileタイプのパソコン等に実装して使用することができます。
ARCNETコントローラとしてSMSC製COM20022を搭載しており、ARCNETプロトコルの制御機能の全てをプログラムの介在なしに実行することができます。そのため、ユーザープログラムによってネットワークの管理をする必要がなく、CPUの負荷が非常に軽くなるという特長を持っています。
標準で非絶縁型RS-485タイプのトランシーバ (TI社製SN75ALS1178NS相当品) を搭載しています。さらに、オプションで絶縁型RS-485タイプのトランシーバ (SMSC HYC5000等)、絶縁型ダイパルスタイプのトランシーバを搭載することができ、いずれかを選択して動作させることができます。また、ネットワーク接続用コネクタとしてBNCコネクタおよびモジュラコネクタを備えており、いずれかを選択して使用することができます。
PCI™ ARCNET Interface Board
Adpci1552AはPCI Local Bus Specification Rev2.3準拠のARCNETボードです。ARCNETコントローラは、Microchip製のCOM20022を使用しています。
標準で非絶縁型RS485トランシーバを搭載しています。HYC5000といった絶縁型トランシーバも搭載可能です。基板サイズは、省スペース型のパソコンでもご使用いただけるLowProfile対応です。