社名 | InnoPhase IoT, Inc. |
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所在地/設立 | 米国 カリフォルニア州 サンディエゴ/2022年 |
URL | [HQ]www.innophaseiot.com/ |

IoT機器の開発期間の大幅短縮にイノフェーズ IoTの無線モジュールをご活用ください。
InnoPhase IoTは、ファブレス半導体企業であり、IoT製品向けの超低消費電力ワイヤレス接続ソリューションを専門に扱っています。受賞歴のある当社のTalaria TWO™ WiFiモジュールとBLEは、独自のプログラマブル・デジタル無線アーキテクチャを使用して、まったく新しいカテゴリのスマートデバイスを実現します。バッテリーベースのインテリジェントな常時接続型クラウド接続IoT製品の可能性を最大限に引き出し、バッテリーライフ性能を現行のソリューションの最大8倍まで向上させます。用途としては、AIやMLによるリモートセキュリティカメラ、ビデオドアベル、コネクテッドセンサー、AR/VR、ハイレゾロスレスオーディオ、ヒアラブル、その他様々な市場向けのエネルギークリティカルな無線IoTアプリケーションなどが挙げられます。
製品情報
Talaria 6 ファミリー

Talaria 6 ファミリーは、InnoPhaseの⾰新的なデジタルRF技術をベースに開発された次世代IoT向けSoCです。実績のある超低電⼒Wi-Fi技術をさらに進化させ、Wi-Fi6による⾼速通信性能と業界をリードする低消費電⼒性能を両⽴。さらに、Wi-Fi 6/7、Bluetooth 6.0、Thread、Zigbeeなど、複数の通信規格に対応したマルチプロトコル機能を搭載し、様々なIoTデバイスやプロトコルとのシームレスな接続を実現します。セキュリティ⾯では、PSAレベル2/3認証に対応した強固なセキュリティ機能を実装し、ハードウェアベースの暗号化やセキュアブートなどにより、IoTシステムに求められる⾼度なセキュリティ要件に対応します。スマートホーム、産業⽤IoT、ビルディングオートメーション、ヘルスケアなど、幅広い分野での活⽤が期待されます。

以下、両製品とも包括的な開発ツールとソフトウェアスタックを提供し、効率的な製品開発を⽀援します
INP6120 - シングルバンドWi-Fi 6 SoC
スマートホーム・産業⽤IoTに最適な超低電⼒シングルバンドソリューション
製品の特長
Talaria 6プラットフォームの特⻑を継承し、2.4GHz帯での⾼性能Wi-Fi 6通信を実現する超低電⼒SoC。⾼性能ARM Cortex-M33 MCUと強化されたセキュリティ機能を搭載し、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、Thread、Zigbeeなどのマルチプロトコルに対応。バッテリー駆動デバイスに最適な低消費電⼒設計により、スマートホームや産業⽤IoTデバイスの⻑時間動作を可能にします。
主な⽤途
- スマートサーモスタット
- ビデオドアベル
- センサーデバイス
- スマートメーター
INP6220 - デュアルバンドWi-Fi 6 SoC
⾼性能アプリケーションに対応するデュアルバンド・マルチプロトコルソリューション
製品の特長
2.4GHz/5GHzのデュアルバンド対応により、混雑した無線環境でも安定した通信を実現する⾼性能Wi-Fi 6 SoC。将来のWi-Fi 7への対応も予定されており、Multi-Link Operations (MLO)による⾼度なネットワーク最適化機能を提供。⾼性能ARM Cortex-M33 MCUを搭載し、エッジAI処理やリアルタイムセンサー分析などの⾼度な演算処理にも対応。PSAレベル2/3認証準拠のセキュリティ機能により、セキュアなIoT通信を実現します。
主な⽤途
- ⾼解像度IPカメラ
- スマートディスプレイ
- ホームゲートウェイ
- 産業⽤制御機器
- 医療機器
Talaria TWO™ マルチプロトコル無線モジュール
「Talaria TWO™マルチプロトコル無線モジュール」は、Wi-Fi®(802.11b/g/n)とBluetooth 5.0の両方を搭載した無線モジュールです。通信モジュール内部に使用しているSoCを自社開発することで、リーズナブルな価格での提供を可能にしており、ソフトウェア・ハードウェアともに充実したサポート体制を提供しています。



製品の特長
- Wi-Fi®とBluetooth®のコンボ対応
- IoTデバイスを開発するお客様の選択肢を増やす、Wi-Fi®とBluetooth®の両方を搭載しています。
- 低消費電力
- 連続的に無線接続を行うことに加え、Wi-Fi®とBluetooth®の両方に対応可能であると、通常であれば消費電力は高くなります。しかし、「Talaria TWO™マルチプロトコル無線モジュール」は、特許取得している低消費電力化の技術を使用し、Wi-Fi®のアナログ回路での消費電力を従来から約65%低減することで、バッテリー駆動のWi-Fi®とBluetooth®対応のIoTデバイスの開発が実現可能です。
- リーズナブルな価格
- 通信モジュール内に使用しているSoCを自社開発しているため、リーズナブルな価格で提供することができます。コストが重視される機器や超小型の機器など、市場のニーズに幅広く対応することができます。また、SoC内部には、Arm® Cortex®-M3のシステム制御及びユーザアプリケーションとデバイス保護のための高度なセキュリティ要素を持っています。
- サポートが充実
- イノフェーズ IoTでは、通信モジュール内に使用しているSoCからモジュールまですべて自社で開発しており、ハードウェア、ソフトウェアともにサポート体制が充実しています。有償の評価ボードのほか、無償でSDKを提供しています。アプリケーション開発時に、ソースコードまで公開しているため、自由に仕様変更することができます。
Matter v1.2 認定 超低電力Talaria TWO™ Wi-Fi/BLE SoC/モジュール

Talaria TWO Wi-Fi/BLEモジュールは、Matter 1.2認証を取得した低消費電力モジュールです。このモジュールは、バッテリー駆動のスマートホームセンサー、ドアロック、照明などのMatter対応デバイス開発を容易にすることを目的としており、開発者がMatter対応のスマートホームデバイスを迅速かつ容易に構築できる包括的なソリューションを提供します。
Talaria TWO Wi-Fi/BLEモジュールを使用することで、IoT機器の開発プロセスが大幅に簡素化され、市場投入までの時間を短縮することが可能になります。
製品の特長
- Matter認証取得
- Amazon Alexa、Apple HomeKit、Google Home、Samsung SmartThingsでの動作が確認されています。
- 低消費電力
- バッテリー駆動デバイスに最適です。
- 柔軟な実装
- 内蔵MCUでのスタンドアローン動作または、外付けホストMCU(Nuvoton M252、M2354、STM32U5シリーズ、STM32L4シリーズなど)での動作をサポートしています。
- 包括的なソフトウェアサポート
- FreeRTOSベースのSDK、Matter 1.2プロトコル&スタック、リファレンスアプリケーションが提供されます。
- デバイスディスカバリ&コミッショニング
- BLEまたはIPベースでデバイスの検出とコミッショニングが可能です。 Basic Commissioning Method(BCM)と Enhanced Commissioning Method(ECM)に対応しています。
- セキュリティ
- デバイス認証証明書(DAC)と製品認証中間認証局(PAI)をサポートしています。
IoTデバイス向けの統合ソフトウェアソリューション
Talaria TWO Matter スタックは、Connectivity Standards Alliance(CSA)が管理するオープンソースの Matter スタックに基づいています。
Matter スタックは、Talaria TWO FreeRTOS SDK パッケージの一部として利用できます。Matter ソリューションは、スタンドアロン モードとホスト モードの 2 つの異なるモードで使用できます。
