802.15.4g Sub GHz, 2.4GHz デュアルバンドトランシーバー AT86RF215
AT86RF215は、Microchip社が提供する802.15.4g Sub GHzおよび2.4GHzデュアルバンドトランシーバーです。このトランシーバーは、高性能かつ信頼性の高い無線通信を実現するために設計されており、幅広いワイヤレスアプリケーションに適しています。
AT86RF215の特徴と機能
- デュアルバンドサポート
AT86RF215は、Sub GHzと2.4GHzの両方の周波数バンドをサポートしています。このため、異なる周波数帯域を使用して通信範囲を拡張し、アプリケーションのニーズに合わせた柔軟な設計が可能です。
- 高性能なトランシーバー
AT86RF215は、高い送信出力と受信感度を備えており、信号の強度と品質を最適化します。これにより、信頼性の高い通信が確保され、幅広い通信環境での使用に適しています。
- 高度な通信機能
AT86RF215は、パケット通信やデータセキュリティのための高度な機能を提供します。確認応答(ACK)やフレーム再送信機能により、信頼性の高いデータ伝送が実現されます。さらに、データの暗号化やセキュリティ機能の組み込みにより、プライバシーとセキュリティの面でも優れた性能を発揮します。
特徴
- サブGHz/2.4GHz デュアルバンドトランシーバー ( 同時動作 )
- Supports IEEE 802.15.4-2011, 802.15.4g-2012, ETSI TS 102 887-1
- MR-FSK, MR-OFDM, MR-O-QPSK, O-QPSK
- 1.8 to 3.6v Operation
- DEEP_SLEEP = 30 nA
- RX = 28 mA (one band)
- TX = 62mA @14dBm output power
- SPI Interface -25 MHz
- 無線トランシーバーの機能
- 4x 2048バイトFIFO(SRAM)、データ・バッファリング用
- TX/RXスイッチ、LNA、PLLループ・フィルタを内蔵
- 周波数ホッピングをサポートする高速セトリングPLL
- 外部RFフロントエンド制御のためのTX/RX表示
- ハードウェアアクセラレーター
- FCS計算とチェック(16/32ビット)
- アドレスフィルタリング
- 自動確認応答
- 受信信号強度インジケータ(RSSI)、エネルギー検出(ED)機能
- セキュリティ用乱数発生器
AT86RF215 ブロック ダイアグラム
詳細ページ
アプリケーション
Protocols / Standards Supported
- 6LoWPAN, Wi-SUN, JupiterMesh, Zigbee, Thread, Proprietary
- IEEE 802.15.4, IEEE 802.15.4g
- ETSI TS102 887
開発キット
ATREB215-XPRO-A EXTENSION BOARD (Part Number: ATREB215-XPRO)
AT86RF215 ファミリ 一覧
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Device |
Description |
AT86RF215 |
- Dual band transceiver and I/Q radio
- Embedded baseband supporting MR-FSK, MR-OFDM, MR-O-QPSK, and O-QPSK
- Compliant to IEEE Std 802.15.4g™-2012; IEEE Std 802.15.4™-2011; ETSI TS 102 887-1, IEEE Std 802.15.4™-2015
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AT86RF215IQ |
- I/Q radio (13-bit I/Q low voltage differential signal (LVDS) interface)
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AT86RF215M |
- Sub-1GHz Transceiver and I/Q radio
- Embedded baseband supporting MR-FSK, MR-OFDM, MR-O-QPSK, and O-QPSK
- Compliant to IEEE Std 802.15.4g™-2012 ; ETSI TS 102 887-1
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