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ローカル5Gソリューション

5Gネットワークにて通信可能な
4K映像伝送リファレンスデザイン


5Gで映像伝送するプラットフォームを開発される企業様向けに開発


新しいサービス実現の際の概念実証(PoC)として利用するのに最適

特徴

5Gネットワークを活用した画像伝送のプラットフォームを開発するお客様向け
5Gは、超高速・超低遅延・多数同時接続の通信を実現する通信技術であり、IoTの普及や自動運転、遠隔診療といったスマートシティ構想にも必要不可欠な技術として期待されています。それらのさまざまな構想の実現に向けてキーとなるのが映像伝送となります。このリファレンスデザインは、5Gで4K映像伝送のプラットフォームを構想中の企業様の開発の効率化にお役に立ちます。
PoCとして活用できます
リファレンスデザインにお客様の必要な機能を追加することが可能。構想されている製品コンセプト の実現およびその動作確認を迅速に実現できる「PoC」として活用することが可能です。
汎用性の高い構成なのでお客様での必要機能追加が容易
ロジック部分はAMD ザイリンクス社提供のリファレンスデザインを活用。お客様での必要機能追加を容易にするために、汎用性の高い構成となっています。
Linuxベースのソフトウェアで動作させることで、AI等の機能実装にも活用が可能です。

リファレンスデザインは、AMD ザイリンクス社が提供する「Zynq ® UltraScale+™ MPSoC ZCU106 評価キット」(以下ZCU106評価キット)とTelit Wireless Solutions社(テリットワイヤレスソリューションズ、以下Telit社)の5G対応通信モジュール「FN980」により構成されています。これにより、5Gネットワークを活用した4K映像伝送でサービス構築を検討するお客様の開発効率化を支援することが可能となります。

NTTドコモの5G SIMカードを用いて、SRTプロトコルで4K画像伝送試験を実施

PALTEKは、第5世代移動体通信システム「5G」により4K映像を伝送するリファレンスデザインを開発し、実証試験に成功しました。

50Mbpsの帯域にて4K30fpsの動画転送に成功

本リファレンスデザインおよび株式会社NTTドコモの5G SIMカードを用いて、SRTプロトコルで4K画像伝送試験を実施しました。SRTはシステム上、送信もしくは受信がGlobal IP Addressを持つ必要があります。そのため、今回の試験ではカメラ側(4Kカメラ+ZCU106評価キット+Telit社 FN980)からH.265/HEVCでエンコードした信号を5Gネットワークのアップリンクで送信、受信側をパートナー企業の株式会社エクスプローラ(北海道函館市)が持つGlobal IP Addressに向けて横浜市内の5Gネットワークから画像伝送を実施しました。
結果として、画像の伝送レート①1Mbps、②10Mbps、③20Mbpsと実施し、安定した画像受信を函館で確認しました。

※伝送レート②③は数分間程伝送し、その伝送レートの平均近似値としております
※今回の実証試験では、送信中はカメラを移動させずに試験を行っております

伝送プロトコル「SRT」とは

(株)エクスプローラ
SRTプロトコル搭載 H.265/HEVC 4K/2Kコーデックシステム

型番:EHU-3410E/EHU-3410D

SRTは、カナダHaivision社が開発しオープンソース化されている映像伝送プロトコルです。IP伝送や配信などのサービスに広く採用され、これからのIPストリーミングを高性能・高品質にする基本プロトコルとなることが期待されています。低遅延ストリーミングと優れたエラーリカバリ能力、高いセキュリティと機器間ネットワーク接続能力を持ち、不安定なネットワーク環境にも強く、セキュリティの確保、容易なファイアウォール通過機能を持ち合わせながら、最⾼品質の画像伝送を可能にします。 SRTに関する詳細は、「SRTとはどのようなプロトコルか」をご覧ください。

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